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「坂下センパイが?わたしに…?」 (…考えたことがなかった。センパイは穏やかで優しくて…一緒にいても全然イヤじやないし。って言うか楽しいくらいだし。暖かい日射しの下でほっこりする気持ちにさせてくれる感じ?ずっと一緒にいられたら……) 「って、やだな、3人とも。本気で考えちゃった。まだそうだ、って言われたわけじゃないのに」 そう言って笑う夏蓮に、3人は胸の内で密かに坂下の長い苦労を思いやるのだった。
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