第1章 チェシャ猫への思い

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そうね・・・ 私、アリスが チェシャ猫が好きになってきたのはいつだったかな 思い出せない でも、ハリネズミのハリー と絆創膏のおじさんに 出会ってからだったような・・・ でも、チェシャ猫のいきなりの告白には驚きを隠せないよ 私が心の中で誰かに話しかけていると チェシャ猫が抱き締めてきた 「はひっ!?」 (心,何!?) 「どうしたの?アリス?」 チェシャ猫が不意に顔を覗きこんできた 「う、ううん 何でもない」 顔を真っ赤にして答えてしまう 「ならいいや 僕のアリス」 カァ~ 自分で直ぐに更に真っ赤になるのがわかった
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