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「ん…、ああ…。」
朝、俺は自然と起きられた。
「六時…。」
由宇ちゃんを起こさないように携帯の時計を見ると、六時三分と表示されていた。
「ん…んぅ。」
隣で寝ている由宇ちゃんが寝返りをうつ。
うわっ!起きたか…?
「すー、すぅー。」
また規則正しい寝息が聞こえる。
危なかった…。
「湊ー。」
小声で俺を呼ぶ声がする。
声が聞こえたほうへ顔を向ける。
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