序章 紫蝶の詩女

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 この物語は四つの大陸があり、様々な生き物住む碧き星『ラティア』と呼ばれる世界のお話である。 この星には世界の47ヶ国を束ねる強大な組織である『連邦政府』が存在する。 近年、連邦政府で歴史に名を残すほどの大事件が起こり、世界中の人々を震撼させた。 それは連邦政府設立以来初めてのことと言われ、連邦政府の大戦力である『魔導軍』の50人で結成される魔導軍師団を、全滅させた人物がいたという。 連邦政府は直ぐにその人物を全世界指名手配したが、加盟国の軍では話にならない程強く、捕まえることはできなかった。 その為、人々は恐怖に襲われたが、突如としてその人物は姿を眩ませた。 しかしその3年後、既に人々が事件のことをすっかり忘れていた頃、ある事件起こったのだった。
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