うやむや

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スコアは3ー5で負けていたし、イニングは五回までなので、ここで打てれば大きい。 味方の応援に、黄色い声が加わる。 その中の一際幼い応援が、僕の身体を硬くさせる。 打たないと、打たないと。 僕の頭は、何故か先生に見損なわれることを1番おそれていた。
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