第一章 いつも変わらぬ風景

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開けた先にあらわれたのは一面の花畑。 「な、何?ここ……どこ?」 見渡す限りは色とりどりの花で覆われている。 甘ったるい香りが体を包む感覚がした瞬間、リンの足から力がぬけた。 ぱさっ 花畑に倒れこむ。 (あれ?なんだろう、体がいうこときかないや…。) 体がだるくて、すっごく眠かった。 体をおこそうとしても、力が入らない。 (本当、疲れたよ…) ぼ~っと考える。もう口も動かない。 (眠い…。これ夢かなぁ。実際こんな事あるわけないし。) 考えている間に、瞼はゆっくりと閉じていく…。そしてリンの意識が途切れた。 花畑には甘い香りが満たされていた。 第一章END
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