7人が本棚に入れています
本棚に追加
/41ページ
ずっと思ってた。
私は、
『ごくごく普通の女の子』なのだと…。
毎日普通に学校へ行って勉強して、たわいもないことを話す。
家に帰ったら、ご飯を食べて、ちょっとしたことを親と話したりもする。
それからお風呂に入って少しだけ遊んで寝る。
そんなことを毎日繰り返して、これからも生きていくんだと思ってた。
別にそれがイヤなわけじゃない。
だって普通が一番だもの。
そんな私がこれから起こる出来事なんて知るはずもない。
私は変わらぬ明日を思いながら、今日も眠りにつく……。
最初のコメントを投稿しよう!