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男子からは、俺の成績や美貌に嫉妬され
女子からは、是非私の彼氏に!!と声が掛けられるのではないかと
常にハラハラ☆ドキドキが止まらなかった。
だが、卒業式になっても誰一人として声を掛けられなかった。
本当は、この第2ボタンみんな狙ってるんだろうな~。
と思い、式が終わっても両胸を押さえていたが
みんな振り返っては見て、すぐ顔を逸らすんだ。
臆病な女の子たち、本当に可愛いぜ。
俺は、みんなが集まり恩師と泣きながら挨拶交わしたり、抱き合っている集団を見て
「ヤマダのっ!第2ボタンチャーンス!!!!!」
と叫びながら、勢い良く その集団に向かって投げつけた。
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