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『おっはよ~♪』
ドアを開けると眠気がまだ完全に覚めていない私の目の前に、無理矢理私を起こそうとするかのような
金髪ロング濃いめの化粧をした太陽女の声が…………
『今日も朝から元気だね~………』
『何でか聞く?聞きたい?聞きたいんだろ~♪』
ニヘニへと別にそこまで聞かないでも損はないと思われる内容を
小学校から友達で
毎日一緒に登下校する大親友
【谷本 岬】(たにもと みさき 通称 ミサ吉)が話し始めた
『実は昨日春ちゃん先生とね~~♪』
しゅんちゃん……
春ちゃん先生…!!!!
その言葉が出た瞬間、私の身体は目を覚まし、全神経はミサ吉の言葉に集中した!
『うんうん!それで!先生がなに!?』
『ふふ…やっぱり反応してきたわね♪』
『そんなの良いから勿体振らないで話しなよ!』
『好きなら好きって言っちゃえば良いじゃん?なんでそらすのよ?』
『恥ずかしいからに決まってんじゃん!バカみさ! それに話そらしてんのはみさ吉も同じじゃん! 話してよ~~』
『分かった、分かった♪
実はね~♪昨日ね~♪』
『うんうん!!』
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