第二章 妹とメイドと僕

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でも、このまま彼女を帰すのもかわいそうだ。それに由衣にもなんだか悪い気がする。 「大丈夫。お姉ちゃんもこのこと知ってるからね♪」 「ね、姉さんまで!?」 僕は姉さんには絶対に逆らえない。もしこの件を断ったら姉さんからこの部屋を追い出されかねない。 「わ…わかったよ。」 「あ、ありがとうございます!ご主人様…」 「わーい、やったね!香澄ちゃん♪」 二人は大喜びだ。 「というわけでこれからよろしくお願いします。ご主人様♪」 「は、はぁ…こちらこそ。」 こうして、香澄と僕の生活が始まるのであった…。
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