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僕も高校卒業までは一緒に暮らしていたが、自立心を持つため、姉が大家を勤めるこのアパートに学生生活とバイトを両立させながら一人暮らしている。
そんな気ままな生活を送っていたある日の昼下がり、突然部屋のチャイムが鳴った。
「なんだ?また由衣のやつ僕の部屋に遊びに来たのかな?」
僕は度々部屋に来る妹の由衣かと思いドアを開けた。
「………!」
僕は絶句した。
ドアの前に立っていたのは、メイド服を着たひとりの女の子だったからである。
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