第五章 妹メイド・由衣
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「ったく…。大体なんで由衣がメイドをするんだ?」 「だってぇ、たまには私もお兄ちゃんのお世話したいんだもん♪」 由衣が楽しげに言う。 「由衣、僕は君の体が心配だよ…。」 「大丈夫だって、私これでも少しは良くなってきてるんだから♪さあ香澄ちゃん、一緒にお仕事しよー♪」 「はい、由衣ちゃん」 二人はメイドとしての仕事をはじめた。 (…由衣、心配だなぁ。) 僕は、由衣の体が心配でたまらなかった。
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