第一章 恩返しメイド・香澄

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「あ、あの…どちら様ですか…?」 僕は恐る恐るそう聞いてみた。 「見ての通り、メイドでございます♪」 当然のごとく彼女はそう言った。 「あ、あの、もしかして近所に新しく出来たメイド喫茶の宣伝ですか?」 「違います!私は正真正銘のメイドです!」 彼女はちょっと怒りながらそう僕に言った。 「は、はあ…。」 僕はそう答えるしかなかった。
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