第六章 由衣と初音
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「ところで、由衣から先に着替えて。僕は浴室で待ってる。」 「えーっ、一緒に着替えようよ♪」 「それだけは勘弁してくれ!」 僕はそう言って由衣をさっさと脱衣所に行かせて着替えをさせた。 (…由衣、お兄ちゃんをあまりドキドキさせないでくれよ…) 僕は違う意味でのぼせ気味だった。
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