第七章 二人のメイドと一人の主人

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「さあ、夕食が出来ましたよ。お二人ともお召し上がりになってください。」 香澄が僕と由衣に言う。 「ねえ、今日は香澄ちゃんも一緒に食べようよ~」 「いえ、私はメイドですから一緒にと言う訳には…」 「私だってメイドだよ?私が食べるんだから香澄ちゃんも食べていいはずだよ♪」 「わかりました。それでは私もいただかせてもらいます。」 「うんうん、そーこなくっちゃ!」 (由衣、今日はイケイケだなぁ…) こうして、二人のメイドと一人の主人が食卓を囲むこととなった。
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