第一章 恩返しメイド・香澄

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「私は昔、あなたのお父様である折原要様に命を救われました。いつか恩返しをしないといけないと思いつつもいつのまにか月日がたって…。最近やっとご自宅がわかったと思っていたら亡くならたそうで…。 そこで私思い出したんです。要様には息子さんがいらしたことを…。 そこで決断したんです。その息子さん、つまりあなた様に恩返しをしようと! それでこの家にきたんです!」 「は、はぁ…」 彼女の話をただ黙って聞いている僕であった。
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