第七章 二人のメイドと一人の主人

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「でも、きっと大丈夫だよ。今はこんなに元気なんだもん。絶対いい結果が出るよね。」 「うん、僕もそう思うよ。」 「…ありがと、お兄ちゃん。」 「こちらこそ、今日はお疲れ様、由衣。」 「うん。」 「ふふっ…」 「うふふっ…」 二人で小さく笑いあった。 「おやすみ、お兄ちゃん…」 「…おやすみ、由衣」 こうして由衣のメイドとしての一日は終わった。
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