第八章 操さんと僕

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「い…いたた…」 「やっと起きたわね、初音くん。まったく、この子ったら…」 「び、びっくりするじゃないですか、操さん…。」 「だって、初音くんいつまでたっても起きないんだもの。ほら、休憩時間終わりよ、早く戻って。」 「はい、わかりました…。」 僕はそう言うと仕事に戻った。 (それにしても、あの夢って…) 僕はさっきの夢を思いだし、顔が真っ赤になった。 (…意識しすぎかな…) 僕は自分にそう言い聞かせる。でもやっぱり気になるよ…。
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