堕ちる

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  遅い朝 怠慢な目覚め 厚いカーテンの隙間から 目に痛い朝陽が射し込む 薄暗い部屋に一線の光 つい先程までの 貴方との夜を 躯(からだ)が全て 記憶している 貴方の視線で 疼(うず)き火照(ほて)り 貴方の言葉で 脱がされてゆき 一糸まとわず 私の精神は 心地よく 貴方に おかされてゆく  image=242217025.jpg
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