序章

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 ───可愛い。本当にわたしの子なの?  ───そうですよ。  どこからか、声がする。いや、すぐ近く。私は目を閉じていて、声の主ね姿は見えなかった。  ───可愛いわね。本当に・・・。  ───きっと将来は美人になりますよ。  ───ふふ、そうかしら?  誰だろう。  私は、初めて『外』で人の声を聞いた。
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