すれ違う心

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寛史 「おい。 何とか言ったら?」 私は怖くて何も言えなくなった。 すべてを話せば課長の怒りは増すのがわかっていて言えるわけがない。 葵 「トイレに行ってきます。」 そう言って私はその場から逃げた。 洗面所に行ってこれからどうしようか悩んだ。 何で私が責められなきゃならないんだろう。 私はおいって名前ではない。 だんだん悔しくなっていった。 元は課長の気の利かない行動が私を傷つけた。 話すだけ話して帰ろうと思った。 私は気を引き締めるために顔を洗った。 少しメイクは落ちたけど気にせずに部屋に戻った。  
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