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葵 「課長は私に好きだと言ってくれましたし、ホテルから出ようとした時も俺は構わないと言ってくれました。
他にも色々言ってくれて、だから課長は本気なんだと思いました。
でも車の一件から違うということがわかりました。
やっぱり課長の1番大事な人は奥さんであり、奥さんに怪しまれたくないんだと。」
寛史 「話はそれで終わり?」
課長は乱暴な口調から優しい口調に変わっていた。
葵 「あります…。
だから私は課長がそうなら私もそれに応えようとして課長が家にいるであろう時間には私からは電話もしないメールもしないと決めて、早く帰れば奥さんに怪しまれないかと思ったから。」
寛史 「早く帰ればって言うけどさぁ、外では俺と会わないって事?
それで俺と葵さん付き合ってるって言える?」
葵 「そこまでは考えてませんでした。
でも会社に行けば会えます。」
寛史 「ふざけるな。」
課長に怒鳴られ、また課長は怒り出した。
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