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「ぴろちゃん! 怪我だけはさせないでね!」
そんな私の彼氏は、なんとも妙な応援の仕方をして見せた。
授業が終わってすぐ……私は、一度体育館に行って、体操着に着替えたあと、果たし状に書いてあった場所にやって来ていた。
もちろん、宏和くんも一緒だ。
「宏和くん!、さっさと終わらさせて一緒にプレステやろうね~♪」
密かに勝てない対戦3Dゲームに熱中していた私は、目前の決闘より真剣にやろうと考えている。
……だって、ビギナーの私相手に、宏和くん手加減してくれないんだもん。
リアル格闘なら負けないんだけどな……。
それでも最近は、少し勝てる様になって来た私。
えっへん! 人間やればなんでも出来る!。
凄いゾ! 私っ!。
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