第一章・ぴろちゃんとの出会い

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 ほとんど一緒に、僕とぴろちゃんは同じ下宿先に引っ越しをして……そこで僕はぴろちゃんと出会い、すぐに友達になったんだ。  ぴろちゃんの様な、カワイイ女の子といきなり友達になれるなんて……これは、ハッピーな高校生活になるコト間違いナシでしょ!。  ……なぁ~んて思っていたのは最初だけ。  結局、僕はぴろちゃんの凄さを(色々な意味で)まざまざと見るハメになった。  だから思う。  都会に来て、いつも僕へと『一番』を与えてくれる人は全部ぴろちゃんだ……と。       ◆宏和◆  僕が初めてぴろちゃんと出会ったのは、今から三日前の昼間。  僕が下宿する事になった『中原荘』へ、僕の父さんと一緒に引っ越しの荷物を運んでいた時の事だった。
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