第一章・ぴろちゃんとの出会い

9/32

499人が本棚に入れています
本棚に追加
/637ページ
「これは健康にだって良い体操でもあるから、拳を磨く理由がなくても実用性があるよ?。  まずはやって見よう!。  ――ホラ、私が教えてあげるから」  お日さまの様な笑顔で言うぴろちゃん……うぅ……汚れのない笑顔で、そんなに可愛く言われると困る……断るに断れないよ。  ここでノーと言ったら、なんだか物凄い悪者になった気分になりそうだ……うぅ。  それに、僕がお世話になる下宿の庭にいるんだから、今日から一つ屋根の下で暮らす相手にもなるし  ……下手に断ったら、あとがコワイ!。 (↑飽くまでなんとなくではあったんだけど……最初からギクシャクした関係になりそうな気がしたワケだよ……)
/637ページ

最初のコメントを投稿しよう!

499人が本棚に入れています
本棚に追加