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「とっても上手だね――って言ったの」
絶対ウソだ。
真剣にぴろちゃんの動きを真似しようと努力してた僕だけど、そんな言葉なんか絶対に出ない動きをしてた。
それに、ぴろちゃんが中国語を出す時は、無意識に口から出た時だ。
だから、絶対にほめ言葉なんかじゃない。
くそ……なんか、ぴろちゃんが言った言葉が気になる。
今度、中国語の勉強を軽くして見るコトにしよう。
悪口を正面で言われても分からないんじゃ、なんか本気で馬鹿にされてる気がする。
けれど、まずはぴろちゃんに笑われない程度に頑張って動きを合わせよう。
「ほっ……とぉ!、たぁっ!」
本当は、こんな掛け声なんかいらないんだけど、取り敢えず言って見た。
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