第一章・ぴろちゃんとの出会い

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「あ、アレは別にいいよ?。  だって、ただの偶然だしさ?……あははは」  僕はごまかし笑いとかして見せた。  ……うぅ、そうだよ。  そんな風な話だったんだよ……なのに僕は、ただのまぐれパンチ―― (しかも広告で見えなくなったトコを狙った、すごーくエグイ)  ――が、ぐーぜんヒットしただけで、天下取った様にはしゃいでたワケだよ。  僕ほどのお馬鹿さんはそういないぞ。  今の僕が少し前の僕を見る事が出来たのなら、顔から火が出るぐらい恥ずかしかったろうさ!。  恥知らずって言う言葉は、この時の僕にふさわしいってモンだ!。  天に代わっておしおきされても断末魔の叫びしか上げられないよ。  そう言う役所だったよ、今の態度はっ!。
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