第一章・ぴろちゃんとの出会い

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「ゴメン……僕ってやつは……」  僕は素直にぴろちゃんに謝った。  ともかく、僕は恥ずかしい小悪党だったと認めるよ。 「そんな……謝らなくても……」  かなり自己嫌悪してた僕に、ぴろちゃんは優しく微笑みながら言ってくれた……うぅ……本当に優しいなぁ……。 「それにね?、偶然でもまぐれでも、私に当てたのは間違いないよ?。  私もまだまだってコトだね」  ぴろちゃんは自分を戒める感じの声を出し、うんうんと自分に言い聞かせてた。  油断大敵……って思ったんだろう。  びみょーにくやしいけど、間違ってはいないから仕方ない。  僕も認めよう……。  自分の貧弱さを!。  ………。  ……やっぱり、少しは運動しよ。
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