第一章・ぴろちゃんとの出会い

27/32

499人が本棚に入れています
本棚に追加
/637ページ
 かく言う、今の僕がそうだった。 「……その、さ?。  なんだか良く分からないんだけど……?」 「分からない?、そっそんな!。  ひっ人がこんなに恥ずかしい言葉を言ってるのに!」  ……恥ずかしい言葉だったのね……本当に、なんて言ったんだろ……?。  まぁ、そこらはさて置き。  今度は『ガーン!』って顔になるぴろちゃん。  なんかショックだった見たいだけど――。 「――だって、僕、日本語しか分からないし……」 「だから日本語で言ったじゃない!」  ……言ってないし。 「日本語だったら、今の僕がこんな顔してると思うかい?」 「だからショック……へ?」  ぴろちゃんは少し驚いた顔になってた。
/637ページ

最初のコメントを投稿しよう!

499人が本棚に入れています
本棚に追加