第一章・ぴろちゃんとの出会い

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「僕はキミの事は可愛いと思う。  好きにもなれる自信がある。  それだけ魅力があるし、彼女になってくれるなんて嬉しいったらない」  本当はかなり恥ずかしい……けど、顔だけでも冷静に話さないと、ぴろちゃんまで焦るし……そうなるとまた中国語で話すと思うから……。  そう思っての事だったんだけどぉ……。 「――っ!」  ぴろちゃんは絶句状態のまま固まって、顔を真っ赤っ赤に……あ。  いや、ちょっと待ってくれ!。  前置きとしては長い言葉だったかも知れないし、これだけを聞けばぴろちゃんの彼氏になる事をまんまOKしてる感じにも聞こえるけど、  僕としてはぴろちゃんの彼になれない事を釈明するつもりだったんだ。
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