第三章 祝・御入学

14/23

499人が本棚に入れています
本棚に追加
/637ページ
「コッチは落ち着いて話してるつもりだぜ?、色男?。  入学早々からお盛んな事だな……ったく!。  どうでも良いが?、恋人とイチャ付くのは、ヨソでやってくれないか?……ここは学校だ」  男は宏和に向かって皮肉めいた口調で、言葉を飛ばして来た。 「……へ?、えぇとぉ……そんなつもりはないんですけどぉ……」  宏和は出来る限り笑みを作って答えた。  ……でも、口元とかがヒクヒク言ってた。  内心では思っている。  僕はイチャイチャなんかしてないし、恋人宣言とかだってする気もなかったんだ!――と。  しかし、右ナナメにいる男は見るからに強そうだ。  ガタイもハンパじゃなくデカイ!。
/637ページ

最初のコメントを投稿しよう!

499人が本棚に入れています
本棚に追加