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「コッチは落ち着いて話してるつもりだぜ?、色男?。
入学早々からお盛んな事だな……ったく!。
どうでも良いが?、恋人とイチャ付くのは、ヨソでやってくれないか?……ここは学校だ」
男は宏和に向かって皮肉めいた口調で、言葉を飛ばして来た。
「……へ?、えぇとぉ……そんなつもりはないんですけどぉ……」
宏和は出来る限り笑みを作って答えた。
……でも、口元とかがヒクヒク言ってた。
内心では思っている。
僕はイチャイチャなんかしてないし、恋人宣言とかだってする気もなかったんだ!――と。
しかし、右ナナメにいる男は見るからに強そうだ。
ガタイもハンパじゃなくデカイ!。
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