499人が本棚に入れています
本棚に追加
/637ページ
「おごぁぁっ!」
よもや、飛び蹴りが飛んで来るとは思わなかった重伸は、まったくのノーマークだった頭を完全ノーガードで蹴られ、そのまま2メートルは吹っ飛び――。
どんがらがっしゃ~ん!
宏和より派手に机や椅子とかにぶつかった。
その後、保健室への片道キップとなった彼は、二週間ていど学校を休んだらしいが……余談である。
「あらら……少しやり過ぎたかな……?」
けたたましい轟音まで聞こえ、何個かの机が使い物にならなくなってた惨状を見て、螺春は少し苦笑い。
ちょっとだけ後悔してるトコもある。
今度はもう少し手加減しよう。
……なんとなく後悔する方向性が間違ってるよーな気がしなくもないが、
(↑教室で飛び蹴りはやめましょう)
当人はあんまり反省とかはしてない。
最初のコメントを投稿しよう!