第四章・僕、私の新学期

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「じゃあ、ここは学校なのか?」  思った僕は、軽く回りを見渡す。  意識も時間が経つにつれてハッキリとして来た。  ……と、その時だった。  キーンコーンカーンコーン  学校のベルが鳴る。  ……一体、何を意味するベルだったのかは分からなかったけれど、今のベルでココが学校だと言う事に確信が持てた。  そして、ここは保健室なんだなと言う事も。  ………で?。  さっきのベルは何を……へ?。  何気なく見た腕時計が、全てを語ってくれた。  時間はもう昼過ぎになっている……つまり、気付けば入学式は終わっていたワケで。 「ああっ!。   どーしてこんなメにっ!」
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