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「……はぁ」
僕は吐息混じりだ。
入学初日だと言うのに……なんでこう、普通じゃないんだろう?。
げんなりした顔になっていた僕に、竹塚君はカラカラと豪快に笑って言う。
「しかしお前の彼女はスゲーな!。
オレ――なんか、ビックリしか出来ねえよ!。
こんな小さい体してんのに、あれだけの大男を飛び蹴り一発でKOだ。
普通は出来ないぜ?」
普通に出来たら困るよ。
感心する感じの竹塚君……僕的な意見では、考え方が少しズレてる気がする。
都会の人って、物の見方が僕の様な田舎者とはやっぱり違うのかなぁ……?。
だとしたら、僕は一生田舎者だな。
竹塚君みたいな態度なんか一生出来そうにない物。
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