第四章・僕、私の新学期

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「ともかく……今日の学校は終わりなんだよね?。  ……なら、僕も帰る事にするよ」  心の中で―― 『疲れた……』  ――と、呟きつつ……僕は保健室を三人で出たあと、途中で竹塚君と別れ、ぴろちゃんと一緒に自宅の下宿に帰った。       ◆宏和◆  結果的に恥ずかしい思い出となった入学式から二週間の時が過ぎた。  基本的には、普通に時間が流れた。  普通に学校に行って、授業を受けて自宅に帰る。  部活の方は、あさってに行う新入生歓迎会の時に部活紹介があるらしいので、今の所は帰宅部だ。  僕のクラスは運動部の特待生が多いので、大抵の人は決まった部に入る見たいだけど……僕はどうしようかな?。
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