第四章・僕、私の新学期

8/27

499人が本棚に入れています
本棚に追加
/637ページ
 一応、第一志望は決まってたりするんだけどね?。  まぁ……帰宅部だけど。  ………。  ……まぁ、そのぅ……だよ?。  僕は、あんまり部活とかには興味ないし……早く帰って、ぴろちゃんとゲーム(ぴろちゃんは密かに格ゲー好きだ。僕の部屋で良くやる)でもやっていた方が楽しいしね?。  そんなこんなで、僕の部活方針は既に決まっている。  あとは、このまんま平穏な学園ライフが続いてくれれば問題ナシだ。  けれど、やっぱり平凡ってワケには行かない……と言うのが僕なりの答えだ。  結局――案の定……と言うか、ほぼ必然的にぴろちゃんは学園の有名人になっていた。  入学式の日に、飛び蹴りでラグビー部の特待生を病院送りにした……と言う、やはりインパクトのある話は、たちまち校内中に知れ渡った。
/637ページ

最初のコメントを投稿しよう!

499人が本棚に入れています
本棚に追加