暴風雨が止む日

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リオン「これはテンペスト隊解散という事ではないのですか?」 キョウコ「リ、リオン君!?」 左腕に包帯をグルグル巻いたリオンが現れ意見を言う ジグレ「…バレてしまったか。君達の事を良く思わない連中がいてな…。すまないが、本日付でテンペスト隊は解散という事になる」 ガルド「そんな…!?」 ロイド「納得いかないですよ!」 キョウコ「落ち着きなさい!」 ごく自然に驚きと不満を出す2人に叱り付けるキョウコ キョウコ「すみませんでした。では本日をもってテンペスト隊を解散させていただきます」 ジグレ「…うむ(反対すると思ったのだがな…。何を考えている…?)。君達の行き先はモニターにある通りだ。アンドー、シラカワ、エリック・ジクマール中尉は別となっている」 アンドー「どこに行くんだ?」 ジグレ「君達は我々の監視下の施設で生活してもらう。エリック・ジクマール中尉はオーストラリア、ノースマン基地へ配属となる」 アンドー「ま、仕方ないよな」 シラカワ「分かりました」 エリック「…了解」 ジグレ「では、明後日の朝、出発してもらう。リオン・バレンタインは腕の処置をしておくように」 リック「1つ、よろしいですか…?」 ジグレ「何だ?」 リックは静かに手を上げる
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