暴風雨が止む日

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孤児院のリビングに案内された一同は自己紹介をする ガルド「最後に、俺はガルド・レイヴェルトです。よろしくお願いしますフジミヤ院長」 ヒイラギ「そんな堅苦しくならないで、ヒイラギでいいわ、ガルド君」 ガルド「…はい❗」 ヒイラギ「私も名前で呼ぶので皆さんも名前で呼んでください」 ミズホ「は~い❗」 クスウェル「ところでよぉ」 クスウェルがパッと手を上げる ヒイラギ「なにか?」 クスウェル「ヒイラギさんよ、前は日本から東南の位置にあった島の孤児院にいたアンタが何でここにいるんだ?子供らの面子もほぼ変わってねぇようだし」 ヒイラギ「ジグレ・ニスクさんの指示です。何故日本なのか理由は分かりませんが…」 イレーヌ「アイツのねぇ…」 ケイスケ「何かされたりは?」 ヒイラギ「いいえ、逆に資金援助までしていただいて…」 ガルド「…とりあえずその事は気にしなくて大丈夫だと思います」 ガルドが冷静に断言する イフリトゥ「根拠は?」 ガルド「勘、です」 セウシス「勘って…」 メルア「まあ何かあったら私達でどうにかしますよ❗ね、お兄ちゃん?」 ガルド「…そうだな❗」 激戦をくぐり抜けたガルドの顔は以前より格段に頼もしくなっていた
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