暴風雨が止む日

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ジール「お…親父⁉」 ビス「そうだの」 リオン「…確かディフォレスにいたのでは?」 ビス「リオン、お前さんの為とジグレ・ニスクの命令だの」 リオン「俺の…?」 リオンは不思議そうな目でビスを見る ビス「ほい、これを見るんだの」 ビスは荷物から何かを取り出し、リオンに投げ渡す それは金属、そして多数の導線、コードでできた機械だった リオン「これは…何かのアームですか?」 ビス「お前さんの腕になる物だの」 リオン「腕…?義手って事ですか?」 キョウコ「できたんですか⁉」 ビス「まだまだだの。まずはコイツをお前さんに装着し、調整を重ねて完成させるの」 リオン「それはいつするんですか?」 ビス「今すぐにでも始められるの?」 リオン「…ではお願いします」 ビス「では市長さん、リオンとジールはワシが連れて行くの?」 ミリア「分かりました。ではリオン君は腕が完成し次第警備隊に来てね?」 リオン「分かりました。では」 ジール「じゃあな」 3人は市長室から出て以前ビスが使っていた研究室へ向かった
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