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ジグレ「彼等を自由に使えるように我々の近くに縛っておく必要はあるな」
???「ふむ…監禁でもするのか?」
ジグレ「そのような事が民に知られたら暴動が起きるかもしれん。サイコブーストを含めたテンペスト隊に休暇を取らせるという形で軟禁する。お分かりかな?ボード・ガルバネフ…」
ボード・ガルバネフと呼ばれた50歳前後と思われる男は余裕の笑みで答える
ボード「表向きは休暇、しかし実際はこちらの監視下での軟禁。これならアエギスからテンペスト隊の姿が見えなくなっても疑問を持つ者はいない、という事だろう?」
ジグレ「その通り」
ボード「だが…!」
ボードは表情を険しくする
ボード「それでもサイコブーストの危険性は変わらない…!」
ジグレ「…テンペスト隊は解散。サイコブースト達はそうだな…日本にでも向かわせるか。残りはムーンシティから出させないようにする。要職などに就かせてな。そうすれば動くに動けんさ」
ボード「…」
ジグレ「貴方には頼みたい事がある。暫くは釜山にいてほしい」
ボード「…了解した、私は部屋に戻らせてもらう」
ボード・ガルバネフは納得いかないという顔で司令室を出る
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