放たれる 野獣

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物体が運ばれた地下でイブラスカは受け取った手紙を読んでいた イブラスカ「…」 『石油の使用制限に伴う新型エネルギーの開発には悩まされましたが、少量の石油を基に形にする事はできました。やはり従来のASより出力が低下してしまいますが、そのハンデはどのASも同じでしょう。 機体名【ディスペレート】 それでは、後の事は頼みます。 シーモ・オドネイ』 イブラスカ「…そうですか。シーモ・オドネイにも石油を使わない良質なエネルギーを開発する事は出来ませんでしたか…」 そう言って手紙を折りたたみポケットにしまったイブラスカは同じ階のまた別の大部屋に向かった
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