19人が本棚に入れています
本棚に追加
/427ページ
～通路～
ﾎﾞｰﾄﾞは歯を食いしばり､歩きながらある計画について考える
ﾎﾞｰﾄﾞ｢(ｻｲｺﾌﾞｰｽﾄは危険なのだ…！奴がまともに動かぬ以上､直ぐにでも始動させねばならんか…【Project Apostles】を…！)｣
するとﾎﾞｰﾄﾞは携帯電話を取り出し､とある人物へかける
ﾎﾞｰﾄﾞ｢院長､私だ｣
???《どうかしましたか？》
向こうからは穏やかな老人の声が聞こえてくる
ﾎﾞｰﾄﾞ｢奴は動かんのでね､私達のみで始めなければならなくなった｣
???《…分かりました｡【彼】の準備は間もなく完了します》
ﾎﾞｰﾄﾞ｢被験体1号…｡例の研究所の方はどうなったのですか？｣
???《まだ完成どころか､設計図の完成にも至っていないようですね｡ですが､あのｴﾝｼﾞﾝが届けば大幅に進むそうです》
ﾎﾞｰﾄﾞ｢そうか｡ではﾌﾟﾛｼﾞｪｸﾄは院長､頼むぞ｣
???《任せなさい｡直にｻｲｺﾌﾞｰｽﾄなどより強力な兵士が現れますよ》
ﾌﾟﾂｯ
その後ﾎﾞｰﾄﾞは部屋に戻り､勝ち誇ったように笑ったのだった
最初のコメントを投稿しよう！