第1話 始まりのノート

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「はぃはぃ!憶えとくよ……。それより俊!、友達になった“その女子”ってどんな子だったんだよ?」 「え?、…あぁ、結構テンションは高め?…かなぁ~」 「ハハッ!、それじゃあ俊の性格の反対じゃん!。何?、その子からアド聞かれたの?」 「う、うんまぁ……」 何の話かと言うと、それは昨日の朝起こった出来事から話さなければいけない…… ~昨日~ 「おはよ~う!!」 「あぁ…おはよう!。…つーかいつもテンション高いよな?貴博は…」 「お前が低すぎんだろ!。それより今度さぁ、『エリちゃん』の新曲が出るんだぜぇ~!?。チョーテンション上がるぅ~~!!」 「(いや、完璧すでに上がっとるやんけ……)そりゃあ、よかったじゃん!」 いつも通りの朝… 変わらない道に、変わらない風景… でもあの日、確実に俺の何かが変わったんだ…! 「なぁ?、あれノートじゃねぇ?」 「そうだな!」 「まったくつまんないコメントしかできない俊くんですねぇ~!」 そう言いながら、貴博は道に落ちていたノートを拾い、歩きながらペラペラと見ていた!
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