第1話 始まりのノート

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「おぃ!!貴博、女子が来たぞ!!」 しかし貴博は西女花道の校舎を変な妄想をしながら眺めていた…! このままだとあの女子に変態だと間違われてしまう! そんな事を考えている時間はすでに遅く、 「ねぇ?、あんたそこで何やってんの?」 うわぁ~見つかったよ貴博… でもまだ貴博は変な顔で校舎を眺めていた! とっさに正門の壁越しに俺は隠れていて気付かれていなかった! 「ちょっと!!聞いてんの!?。警備の人呼んでくるわよ!?」 大きい声を出され、やっとのことで我に戻る貴博! いやいや、もう遅いから! 「え、?あの~あなたは?」 「はぁ?、私が聞きたいわよ!!。あなた、女子校に入るつもりだったの?!」 「え、いや、違います!……あッ!!俊!!てめぇ~隠れやがったな!!」 なぜだぁ~~!!!! 貴博が俺のワイシャツを掴み、引っ張り出された! 俺の目の中に、貴博を変な目で見た女子の顔が入ってきた! 「まさか、あなたも女子校に入ろうとしたんじゃ!!?」 慌てて訳を説明しようとした時、 (キャー、マジ?。だってあいつだよ?。今日この後カラオケ行こうよ!。ゴメン!私、彼と約束あるからさぁ!) …終わった…
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