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「佐々木さん、その2人、私の友達なの!」
「え?、そうなの!!?。ちょっと白馬(ハクバ)さん、あんまりこの人たちと付き合わない方がイイわよ!?」
「…そう?…大丈夫だと思うけど…」
この子は何を言っているんだろう?
さっきまでの怒りが沈み、俺と貴博は放心状態でその女子の方を見ていた!
「本当に気を付けてね!?」
「うん!、ありがと!」
気付けば俺らを変な目で見ていた小太りの女子は帰って行った!
「ねぇ!」
いきなり声を掛けられて、その女子を見る!
「そのノート、拾ったの?」
「え、あ、あぁ…。今日の朝、道でこいつが見つけて、表紙にココの名前が書いてあったから、届けに来たんだけど……」
俺が一部始終を説明すると、その女子は、
「ちょっと見せてくれる?」
そう言ってノートを取り、なにやらノートをペラペラ捲りながら下の方を見ていた!
「やっぱり!。…これ華(ハナ)のノートだ!」
背は俺の鼻辺りに頭がくるくらいで、髪は少し茶色が混じったショートヘアーだった!
先週6月に入ったため、夏服にチェンジして、俺たち桜岡第二の男子は普通にワイシャツに紺の色のズボンだ!
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