第二章~学校一のモテ男

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「わ、私っっ!!」 うわぁ~~。女の子声裏返ってるよ。 面白いかも。 「私っ……鮎川が好きっ!!」 言ったよ。言っちゃったよ。あ~あ、後戻り出来ないね。 さぁ、男はどうする?? 「あのさ、自分に望みないのになんで、告るわけ?」 うわぁ~。辛口だなぁ。冷たすぎるから。流石に。 「想いが溢れて……」 「お綺麗にまとめてるけど、自分の気持ち押しつけてるだけでしょ。」 私は、この高校で悪魔を見た。 見たつうか、見えないけど。 タタタタタ………! 誰かが、走り去って行く音が聞こえた。 きっと、さっきの女の子だろうけど ざっ ざっ うん? なんか、音が近付いてくるぞ。 なんだぁ?
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