弟一章~楽園
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そこに私は存在した。 どんなに自分を憎んでも。 そこに、私はいたんだ。 近くにあるのは、欲望の塊。靴下は、カタツムリ。 大人たちの楽園があった。 私はいたんだ。 こんな欲望の塊の中に存在したんだ。 目を瞑れば、私は欲望を感じた。 大人が私に求めたのは 矛盾の正義と歪んだ道理。 現実の世界に私は 偽りの楽園をみた。
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