第二章~学校一のモテ男

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「話があるんだよね」 私の貴重なまったり時間を割く様に女の声が聞こえる。 ついつい、そちらに耳がいってしまう。我ながら、自分の性分を呪いたくなる。 まぁ、気づかれなければいいのだが。 「話ってなに?」 今度は、先ほどの女とは、違う男の声がする。どうやら、私は、学生の王道“告白”に出くわしてしまったらしい。今更ながら、逃げ出したい。なんで、この私が他人の告白に遭遇なんかしなきゃいけないんだよ。告白それは、この世で私が一番嫌いな儀式の一つだ。何が悲しくて他人の幸せをみなきゃイケねぇんだよ。 「ずっと、言いたい事があったの。」 だから、じれってんだよ。誰だって、大方は気づいてるわっ~!前置きなんて無駄だからっっ!!
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