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柊 瑠璃…
俺の隣にいる怪力女…
いつも通り帰りのホームルームが終わる時間に教室に入った俺
いきなり松の木を倒したとか
言いやがるから近づいて
脅してやるつもりだった
あれ…バレてたんだな…
あれだけのお屋敷だ
監視カメラぐらいあるよな…
どうしよ…修理費だせとか
言われたら…
そんなことを思いながら
俺はアイツに向かって殴った
だってなんかムカついたから
が…アイツはたじろぐ
どころか俺のパンチを
止め微動だにしなかった
俺は…もうどうでも良かった
名前を聞かれたから答えた
その日を境にあいつは
俺の監視役になったらしい…
そして今俺は物凄く
機嫌が悪い…
朝いちゃもんをつけて
来たような来なかったような
そんな可哀想なクラスメイトにちょっと渇を入れてやるつもりだった
アイツが止めなければ
今日一日楽しく過ごせる
はずだった…!
そんなことを思いながら
手渡された苺大福を
一口食べた…意外に美味かった
あっこれ瑠璃の食べかけ…
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