出会い

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  「安岡くんだっけー?それ美味し くない?」 いきなり奏が話しかけた あの無愛想な狂犬マサに… 「……」 無言のマサ 実際誰だっけ…?と 頭に?マークがいくつも 浮かび奏の質問に答えることが出来なかった すまん牧瀬 「あれ?!ねぇ瑠璃ちゃんこの金 髪安岡くんだよね?」 「そうだよ。喧嘩バカの安岡さん 。多分クラスメイトの名前なん て覚えてないから固まったんじ ゃない?」 …図星 んだよあの怪力女… 「あーっ!そかそか!  うんそうだよね!  あたしは牧瀬!牧瀬 奏」 そう言うと奏は立ち上がり マサの手をとりにこっと 笑って自己紹介をした 高校一年生になって 夏休み間近の今日この頃 マサは固まってた 「ちょっと!マサ!奏が自己紹介し てんじゃん!なんか言いなさい よ!」 「…よ、よろしく牧……」 マサはなんが気恥ずかしい 感じがして奏の名前は 小さくて聞き取りづらったのは言うまでもない。 ちょうどよくチャイムが鳴り チャイムにかき消された ことにしようと思った 一時間目をつげるチャイム が鳴りマサは教室を 出て行った… 教師に呼び止められたが お構いなしにある場所に向かった 向かったのは屋上 瑠璃はその姿をただただ眺めていた… 「瑠璃ちゃん…?」 奏の言葉はクラスの声に かき消された ,
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